③必要書類の準備(調査書、報告書、通知表のコピー、写真など)[12月にすべきこと]
中学受験で12月中にすべきことの3つめ。
「③必要書類の準備(調査書、報告書、通知表のコピー、写真など)」についてお話します。
③必要書類の準備
願書を取り寄せると、その学校の「募集要項(入試要項)」の冊子も含まれています。
この「募集要項」には、出願時に必要な書類が説明されています。
内容をよく読んで、学校に記入を依頼しなければならないものはないか、確認しましょう。
(わたしのようなことにならないように(^^;。くわしくはこちら)
必要書類には、一般的に「調査書」「報告書」「通知表のコピー」「写真」などがあります。
通知表のコピーの注意点
通知表をコピーする場合、そのタイミングには注意が必要です。
3学期制の小学校であれば、冬休み前に通知表が戻ってくるので、このタイミングでコピーを取っておきましょう。
2学期制の小学校では、冬休みには通知表は戻ってこないので(前期は秋休み前に終了するので)、コピーを取るために、学校にお願いして一時返却してもらいましょう。理想は、前期終了後の秋休みにコピーしておくことです。
わたしの場合は、念のために、学校側でコピーして頂いて、その用紙に「控えに間違いないことを示す印」を押して頂きました。
これは、担任の先生が、「そのようにしましょうか?」とおっしゃってくださったからです。
(自分では思い付きませんでした)
とても丁寧に対応してくださり、長男の受験を応援してくださっているんだなということが伝わってきたのを覚えています。
通知表をコピーするときは、学校ごとにサイズが指定されている場合があるので、気をつけましょう。
また、Web出願でもコピーのアップロードが必要な学校もあります。
どの項目をコピー(スキャン)するのか、両面か片面かなど、要項をしっかり確認しましょう。
願書の特記事項として、出欠日数、委員会活動、表彰されたことなどを記入する欄がある場合があります。
コピーの提出予定がなくても、コピーは取っておいた方が無難です。
調査書・報告書の依頼
主に、国立大学付属校や公立中高一貫校で必要とされるのが調査書です。
先生は冬休み中に出勤して書いてくださることが多いため、先生に依頼するときは、労力と負担を考えて、余裕をもってていねいにお願いしましょう。
できれば、面談のときに調査書が必要であることをお伝えしておいて、冬休み前に依頼できるといいですね。
その他に必要なものとして、返信用の封筒、切手、ハガキなどはないか、よく確認してくださいね。
写真の準備
出願用の写真は、遅くとも年内には用意しておきましょう。
願書や受験票に貼り付ける「プリント」タイプのものと、ネットでアップロードする「データ」タイプがあります。
どちらもサイズに気をつけましょう。写真店で撮影すれば、プリントとデータの両方を購入でき、枚数やサイズを指定できるので便利です。
下記の①②③が済めば、
「①受験する学校(併願含む)の決定」
「②願書の入手と記入(12月にすべきこと)」
「③必要書類の準備(調査書、報告書、通知表のコピーなど)」(本ページ)
あとは出願を待つのみです。
出願形式の種類
出願については、「郵送」なのか、「窓口提出」なのか、「Web出願」なのか、出願形式をチェックし、期日を守って提出しましょう。
郵送出願と窓口出願のメリットとデメリットについては、こちらを参照してください。
Web出願のコツについては、こちらを参照してください。
また、出願日に早く並んで、早い(若い)受験番号を取得することのメリットとデメリットについては、こちらを参照してください。
