①試験当日の筆記用具はコレを準備する
試験で子どもに持たせる「筆記用具」について、知る人ぞ知るちょっとしたコツがあります。
これを知っているのと知らないのでは大きな差が出ます。
子どものために、ぜひ用意してあげてくださいね。
えんぴつ
これをどのように持たせるかによって、試験を落ち着いて受けられるかどうかが決まるほどです。
たかがえんぴつ。されどえんぴつ。
えんぴつは、机から押し出してしまい、床にコロコロと転がってしまうことがあります。
試験中は、むやみに席を立ち上ったりしてはいけません。
転がったえんぴつをうっかり自分で取ろうとすると、カンニング行為とみなされることがあります。
そこで、えんぴつがコロコロと転がらないように、数本を輪ゴムで1つの束にまとめておくと便利です。
こんな感じですね(↓)。
こうすると、輪ゴムのおかげで転がることがありません。
もしこの束全体が床に転がってしまったら、このときは「手を挙げて、監視員の人に知らせて取ってもらう」ように子どもに伝えておきましょう。
「席は絶対に立ち上がらない」
「何かあったときは必ず係の人に言う」
これを子どもに徹底してもらいましょう。
また、えんぴつはできるだけ新しい(長い)ほうが使いやすいと思います。
消しゴム
消しゴムも、床に転がったり、なくしてしまったときのことを考えて、2つ以上持たせましょう。
余裕があるなら、新品を持たせてあげるといいですね。
これなら、細かいところも角で消せるので、解答用紙が汚れずにすみます。
また、消しゴムにも輪ゴムを巻いておくと、転がりにくくなります。
筆ばこ
まさか、と思うかもしれませんが…。
午後受験をする方は特に、ママが予備を1つ持っていると安心です。
(もちろん中身も入れて)
「そこまでする?」と言われそうですが、実際にこんなことがありました。
子どもが午前中の試験会場に筆ばこを忘れてきてしまったのです。
その筆ばこがお気に入りだった子は、それがなくなってしまって、とても動揺してしまったそうです。
午後の試験会場に行く間、ずっと「筆ばこを取りに帰る」と言い張って、ママとバトルになってしまいました。
えんぴつや消しゴムは、いまはコンビニでもすぐに買えるので、なんとかなります。
でも、子どもがいつもの調子で試験を受けられないくらい動揺してしまうのはかわいそうですよね。
試験会場で使ってよいものといけないものを確認
机の上に出してはいけないものについても、受験要項でしっかりチェックしておきましょう。
通常、定規やコンパスは使用不可ですが、中には、要持参の学校もあります。
(息子の受験校でも、1校だけ要持参の学校がありました)
また、時計も要持参の学校があります。
立派な腕時計を買わなくても、100円ショップでも売っていますので、用意してあげてください。
上ばきの要/不要の確認も忘れずに。
あると便利なグッズ
それは、「段ボールの切れ端」です。
試験会場で着席した机が、ガタガタ揺れることがあります。
そのときに、机の脚と床の間に段ボールを挟めば、ガタガタがなくなって、落ち着いて試験に臨めます。
次男が受験した学校では、段ボールを貸し出してくれる学校がありました。
やさしい配慮のある学校ですね。
(次男はその学校に入学しました)