⑦合格発表で気をつけること
合格発表は、まさに緊張の瞬間です。
なかなか難しいとは思いますが、どんな結果であっても、落ち着いて受け止めたいですね。
今年度は、コロナ禍の影響もあって、ネット(Web)発表が多くなるかもしれません。
ここでは、合格発表で気をつけたいことについてお伝えします。
合格発表で気をつけたいこと
- 正確な受験番号を覚える。
●手元に正確な受験番号を控えておきましょう。
- 掲示板で発表の場合
●学校によって番号の並びかたが違います。縦の順または横の順のどちらで並んでいるかに気をつけて、見落としのないように探しましょう。
- ネット(Web)で発表の場合
●最初の画面だけ見るのではなく、最後までスクロールしてしっかり確認しましょう。
●出願をパパにしてもらっている場合は、パスワードを事前にパパから聞いておきましょう。 - 合格の場合、忘れずに入学手続きの書類を受け取る
●掲示板で発表の場合、この時に入学金を支払い、入学手続きをする学校もあります。
●ネット(Web)発表の場合、合格書類の受け取り時間が短い学校もあります。
●入学手続き金の支払方法、手続きの締切日をここでしっかり確認しましょう。
●印鑑が必要なこともあるので、持参しておくとよいでしょう。 - 不合格の場合、補欠合格や繰り上げ合格の連絡日を確認する
合格したとき、うれしさで舞い上がってしまい、学校での掲示板発表のあと合格書類を受け取り忘れたり、ネットで合格発表だけ見てWeb上での手続きや書類の受け取りを忘れてしまうことがあるようです。
合格が無効になってしまわないように十分注意したいですね。
合格発表/入学手続きチェックリスト
- 入学手続き書類は受け取りましたか?
- 手続きの最終締め切り日時は確認しましたか?
- 入学手続き金は支払いましたか?(または延納届け/分納届けは出しましたか?)
- 補欠合格は確認しましたか?
その他にも気にかけたいこと
- お友だちと受験番号を教え合わない
●これは、自分より先に、お友だちに自分の合格/不合格を知られてしまうことがあるからです。不要なトラブルは避けたいですね。(実際にこんなことがありました)
- 不合格のときにかける言葉をあらかじめ考えておく
●子どもが落ち込こんでしまうような言葉を言ってしまわないように、次の日もがんばれるような言葉をかけてあげましょう。
不合格のときの声かけ
試験が不合格だったとき、子どもに何と言ってあげたらいいのか迷いますよね。
子どもに声をかけるどころか、親が一番動揺してしまうかもしれません。
でも一番ショックを受けているのは子どもです。
悲しい気持ちを次の試験に引きずらないように、精一杯の声かけをしたいものですね。
それには、次のような声かけがポイントになります。
声かけのポイント
- 悲しい気持ちに共感する(「残念だったね」など)
- 努力をねぎらう(「よくがんばったよ」など)
ショックを受けている子どもは、共感やねぎらいの言葉すら聞きたくないこともあります。
多くの言葉を語るよりも、「残念だったね」「よくがんばったよ」「そのことをお母さんが一番よく知っているからね」とひと言かけて、抱きしめてあげるだけで十分です。
そして、夕食にはおいしいものを食べて、心も体も満たしてあげて、次の日の活力にしてあげましょう。